WiFi位置推定技術関連のSkyhookの特許はすごい
PlaceEngineの特許が拒絶査定されてることを今更知って驚いた。
けど拒絶理由をよくよく考えてみたらSkyhookが特許抑えてるからなのかなー、と思って調べたらご丁寧にHP*1に特許情報全部書いてあった上に想像以上に満遍なく抑えててすごい。
SkyhookもPlaceEngineも場所とアクセスポイントの信号強度をデータベース化して登録するいわゆるlocation fingerprint法を使ってるけどSkyhookの特許は信号強度から位置関係を算出するRange-basedとRange-freeに関してもざっと見た感じフォローしてる。使わないけど別手法でもやらせんぞ、という感じだろうか。無線LANで位置推定なんて研究するもんじゃねえな！
はっきり言ってSkyhookの特許を侵害せずに802.11規格で位置測位をやるのは現状不可能に近いのではという感触だし、訴えられたらPlaceEngine勝ち目ないんじゃないかと思うんだけど何かしら手打ちしてるのかしら。fingerprintだとデータベースの充実度が重要なのでデータベースを提供してたりとかはあってもおかしくないな−と思うが。
目下SkyhookはGoogleを被告にとって裁判中なのでその経過も今後気になるところ。
