ライフログもどき

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2019/01/22

今年もスーパーボウルのカードが決定しました。

毎年ながらペイトリオッツvs君の好きなNFCのチームを入れよう!
みたいになっててアレ。

いや実際ブレイディのインチキプレイが無くてもあのチーム強いからしょうがないんだけど、それにしてもグロンカウスキとエデルマンに投げておけばなんとかなるみたいな状態が何年続いてるんだと言う気持ち。
ここ数年以前よりは明らかに弱くなってて3人が抜けた瞬間にしばらく暗黒になるとは思うんだけど、まだしばらくは健在かなあ。

で、チーフスがここ数年のAFCの中ではかなりペイトリオッツに肉薄したチームだったんですけど、戦略が独特で面白かったのでNFL的にまた新しい流れが来そう。
というものの別に統計情報とかあんまりちゃんと調べて話すアレじゃないんであくまでも想像です。

チーフス2年目QBのパトリック・マホームズはパス主体のオフェンスをするんですけど、ブレイディやペイトン・マニングのようなパサーじゃなくて、なんというかすごいギャンブラー的パサー。
今期平均獲得ヤードが1位なことからもわかるように、ショートパスを堅実に重ねていくのではなく通れば一回で10ヤード以上を更新できるパスを狙う。
ただ、長いパスを投げてもインターセプト数が他のQBに比べて突出して多いわけでもなく、そこが突出したところだと思われる。
結構ディフェンスが来ていてもギリギリまで見極めて投げる球持ちのいいタイプなのがいいところ。
一方でランオフェンスを選択することはほぼほぼ無く、これはもうチームオーダーとしてそうしている印象。
チーフスではRBもパスターゲットでしかないのだ。

もしかすると結局めちゃくちゃ長いパスを投げるのが一番効率的なのでは、というのは試合見てて思った。
ランってかなり実入りの少ない選択で、下手すると押し込まれてマイナスになることがよくある。ただ、昔はそのランかパスかの駆け引きが重要な要素としてあると考えられていたのでランとパスをバランスよく効果的に選択できるQBが良いQBだった時代があった。
でも結局メタゲームなので、そういうプレイに対する対策が進んだ結果あんまり意味をなさなくなって、じゃあやっぱり長いパス投げて通せる奴が一番偉いんだよ!という理屈に回帰してるんじゃないの、という感想。

あと余談として、パトリック・マホームズのお父さんは元MLBのピッチャー(横浜ベイスターズにも1年いたことがある)で、マニングしかり、ラックしかり、NFLのQBは競馬界以上に血筋が大事なのでした。松坂大輔のおじいちゃんの話も有名ですけど、肩の強さって遺伝要素めちゃめちゃ強いのでは。

そんなわけで今年もスーパーボウルはハーフタイムショー(今年はMaroon5だ!)を楽しんでペイトリオッツが優勝するのをペイトリオッツファン以外は死んだ目で眺めましょう。いや、まあラムズに期待しないわけじゃないけど、うん、うーん、無理かな…